【HSP気質だから?】電気工事士の仕事が出来ないと感じていた理由【当時の自分振り返る】

こんにちは、れなです。

私の社会人10年を振り返ると、技術系の仕事をしていたのが大半を占めているのですが、過去に1年ほど、電気工事の仕事をしたことがあります。それもあって第二種電気工事士に資格は取得しております。

 

しかし、この1年は本当に苦痛でした。仕事できなさすぎて資格以外は何も身につかなかったです。そこでなぜ苦痛だったのか当時、スマホのメモ帳に残したメモを見つけましたので振り返ってみます。

 

仕事が全く出来なかった理由

今思うと、仕事が全く出来ないと思っていたのは、HSP気質が原因なのではないかと思っております。当時、HSPのことなんて全然知らなかったため、なぜ自分は仕事全然出来ないのかと考え込む日々でした。

 

電気工事士は、黙々と仕事が出来るイメージがしていたのですが、実際そういう作業は少なく、先輩や他の業者、施主など、人と話して仕事をすることが大半です。人とのコミュニケーションなしでは務まらないです。

 

ネットで調べてみると、電気工事士HSPの人に向いているようなことを書いている記事がありますが、ホントにその記事書いたライターは経験しているのかと疑いたくなりますね(汗)

 

全く出来ないと感じた具体例

電気工事士やっていた頃の当時のスマホのメモにはこんなことが書かれておりました。

・思い込みが激しい

→「この方法が正しい」と思って仕事をしたら、先輩が意図していたことを違うことをやっていたからそう感じたと思います。一度説明されたことを、後になってもう一度やる時、前に説明したことが十分に理解できていなくて、先輩に聞いたら「この間教えたでしょ!」と言われたことありました。それ以降、聞くのが怖くなって、十分に理解していないのに分かったつもりになって、仕事しないとしないとで間に合わなくなってしまう。だから、とにかく自分なりに考えて仕事をする。その結果、違うことやってしまい、先輩に注意されることがありました。それが原因で思い込みが激しいと感じてしまったのだと思います。

 

・仕事をしていると細かいところが気になってしまい、そこに気を取られているうちにどんどん時間が経ってしまい、結果的に仕上がりが遅くなる

→自分のやった配線工事の細かいところが気になってしまうということです。その気になってしまった部分を微調整しては確かめてを繰り返しているうちに時間が過ぎてしまって、振り返ってみると、全然仕事が進んでいなくて先輩に注意されたことがありました。

 

・人に見られると見ている人が気になって仕事に集中できない

→先輩に見られながらだと出来る仕事も出来なくなってしまうことがありました。非常に緊張していた記憶があります。

 

・ちょっと間があるとボーっとしてしまう

→やる気がない、サボっているわけではないです。何やればよいのか頭が混乱してしまい、行動できず、ボーっとしてしまったと思います。でも周りが見ればやる気がないように見えてしまっていたのかもしれません。

 

・人の気持ちが考えられない。空気を読んだ行動ができない

→仕事で空気を読んだ行動が出来なかったです。要は後工程の人がやりやすくなるように仕事をすることが出来なかったですし、先輩がなぜこの仕事を私にさせようとしたのか意図を汲み取ることが出来なかったです。自分の仕事のことで頭がいっぱいになっていて人の気持ちを考える余裕がなかったと思います。

 

・興味のない人、怖いと感じる人に対して配慮ができない。自分が嫌だと思う人に対して嫌に対応してしまう

電気工事士をしていた時、先輩が1人ではなく、4人いたのですが、その1人が長い間、電気工事で仕事をしていた、いかにも職人のような人で凄く怖く感じていました。それでどうしても配慮できずに結果的に嫌な感じで対応してしまったと思います。

 

・指示を聞いても左から右に受け流してしまう

電気工事士の仕事内容の指示はほぼ100%口頭での指示でした。口で説明されても内容を十分に理解できないことが多々ありました。メモを取っていましたが、そのメモが全然役立たず…しかも何回も説明も出来ないので、自分なりに考えて仕事をしてみるものの、指示とは違うことやってしまうことがありました。そのため、左から右に受け流してしまっていると感じたと思います。

 

・仕事のことで他人に質問しようと試みるが、その人が仕事をしていると邪魔になると申し訳ないと感じてしまって声がかけられない。

→最初の「思い込みが激しい」部分でも書いた通り、仕事で分からないところがあった時に話しかけようにも忙しそうに仕事をしていたり、他人と話していたりしていると声かけることが出来なかったです。邪魔をすると申し訳ないと感じる気持ちが強かったと思います。

 

・要領よく出来ない

→仕事をすることで精一杯であったため、この仕事をどのように処理すれば早く終わるのか考えることが出来なかったです。特に電気工事士の仕事は一度間違えるとやり直すことが出来ないという部分もあったこと、他の業者の仕事の邪魔にならないように配線工事など行わないといけない場面がありました。そのため、要領よくやることが非常に重要ではあったものの、私には出来ませんでした。

 

・段取りが上手く取れない。直感で行動してしまう

→上の要領よく仕事をするためには、最初の段取りが重要です。段取りを頭の中でイメージして仕事をすることが必要でしたが、私には鮮明に仕事の進め方をイメージすることが出来なかったです。建物の構造を見て、どのようにケーブルを配線していけば良いのかイメージが出来なかったです。そのため、時間が迫ってしまって直感で行動してしまった結果、失敗してしまったと思います。

 

まとめ

私が電気工事士の仕事が出来ないと感じていた理由について書きました。

HSP気質の人、特に電気工事士をやってみたい方は参考にしていただけると嬉しいです。