HSPの人がネガティブ思考になる理由とその対処法

HSPの人は感受性が豊かな傾向があるがゆえにネガティブ思考になりやすいです。

 

それは自分と相手との能力にギャップがあるからだと思います。

 

例えば会社で「他の人はみんな仕事早くこなしているのに私だけ遅くてできないのは何でだろう…?」と思うことはありませんか?

 

そこでHSPのネガティブ思考になる理由とその対処法について解説していきます。

HSPがネガティブ思考になりやすい理由

この項ではHSPの人がネガティブ思考になりやすい理由について説明していきます。

周りとの違和感を感じ取ってしまう

HSPの視点は非HSPと異なります。非HSPでは分からない部分をHSPの人が感じ取ることがあります。そのため、周りと異なった考えになることがあります。

しかし、非HSPの人にはそれが理解されないため、「自分の考えが受け入れてもらえない」と感じてしまい、不安やストレスの原因になるのです。

じっくり考えてしまうことが不安が増大する

HSPの特徴の一つに「深く処理する」があります。

物事をじっくりと考えると、あれやこれやと気付きを得たり、発想を広げたりしてしまうことがあります。そのことに対してなぜそうなるのかをさらに追求したり、仮説を立てて様々な可能性を考えてしまいます。

こうしていろいろ考えているうちに「〇〇になったらどうしよう…」や「このまま◯◯を続けていたらダメだな…」と不安な気持ちが強くなってしまうのです。

悪い面ばかりに目を向けてしまう

ネガティブ思考の傾向がある人は、物事の悪い面ばかりを見たり、批判するところを無意識で探してしまいがちです。

新しいことにチャレンジするとき「どうせまた失敗する」「上手くいかないかも」と思い込んでしまいます。こうして考えてしまうことで実際にミスをしたり、本来の力を発揮できなかったりします。

周囲からのアドバイスや応援をもらっても素直に受け取れられず、「でもどうせ失敗しちゃうだろうな…」とマイナス的な言葉を発してしまいます。

挑戦する前から否定や拒絶をしてしまうので、せっかくのチャンスを自分から逃してしまうのです。

過度に心配しすぎる

マイナス思考の人は物事を過度に心配しすぎる傾向があります。

ポジティブなイメージよりも「これをやって怒られたらどうしよう」などの感情が大きく出てしまうため、行動力や決断力が悪くなってしまうことがあります。

心配しすぎることで楽しいイベントがあっても心から楽しめなくなります。

起きてもないトラブルを想定して常に心配しているとストレスを多く溜め込んでしまい、仕事や日常生活のパフォーマンスを下げることに繋がります。

人に頼ることができない

マイナス思考の人は、「他人に迷惑をかけたくない」という気持ちが強い傾向があります。それが原因でなかなか素直に人に助けを求めることができません。

また、人に助けを求めようとしても「こんなこともできないのか」と言われるのが怖くて自分一人で何とか対処しようとします。

その結果、人より多く仕事を受け持ってしまったり、仕事が遅くなり、先輩や上司に注意されることがあります。

それ以外にも実際に頼んで断れた経験がトラウマとなり、「頼んで断られたらどうしよう」という考えを持ってしまい、マイナス思考に陥ることがあります。

HSPのネガティブ思考に対する対処法

前項ではHSPの人がネガティブ思考になる理由について開設しました。本項では、ネガティブ思考になってしまった時の対処法について説明します。

ネガティブ思考になる自分を受け入れる

ネガティブ思考になる自分を無理にポジティブにしようとすると、拒否反応が出てしまいますしポジティブになれない自分が嫌になってますますネガティブ思考になってしまいます。

必要以上に他人と比較しない

誰かと比べそうになったときに、一旦思いとどまる癖をつけましょう。

他者より劣っている部分や優れている部分を探しても自分の幸せには繋がりません。

比較すること時代、意味のないことです。

他人と比較して自分はダメな人だと考えてしまう気持ちは分かります。しかし、人と比べる時間があったら、自分自身と向き合い、どうすれば現状が良くなるのかを考える時間を増やしましょう。

他人に期待しない

最初から「あの人はこうしてくれるだろう」と期待しないようにしましょう。

例えば仕事で「◯◯さんが仕事やってくれると思っていたけどやってくれなかった」と思うことがありませんか?

言ってもないのに自分で勝手に期待すると、裏切られた時にマイナス思考になってしまいます。まさに自業自得ですね。

他人に期待することは止め、自分ができることを率先してやることが大切です。

完璧であることに固執しすぎない

慎重に計画を考えすぎて目標に全く近づかないことはありませんか?

また、「こんなことも出来ないなんて笑われるかも」「もう少し準備から挑戦しよう」と足踏みばかりしてチャンスを逃してしまったことはありませんでしょうか?

プラス思考の人は「考えるよりもまずはやってみよう」という行動派の人が多いです、。

失敗することは怖いことなのは分かります。しかし、最初から完璧を目指すのは止め、試行錯誤して少しずつ完璧に近づけていくスタンスで頑張りましょう!!

小さい目標から達成していく

大きい目標を立てるよりも小さい目標を一つ一つ達成することを意識してみましょう。

コツコツと成功体験を積み重ね、最終的に大きなゴールに近づくことができれば大きな自信に繋がります。

自信がつくことで物事に対して積極的に行動できるようになります。

また、成功体験を増やすことで自分が成功する姿をイメージしやすくなるため、自然とプラス思考になります。

まずは小さな目標を立てて、達成していきましょう。

まとめ

今回はHSPの人がネガティブ思考になる理由とその対処法について解説しました。

ネガティブなこと考えてしまうのは仕方ないことですが、ネガティブなことをさらに引き寄せてしまう原因になります。

HSPをむしろプラスに考え、自分のできる範囲でポジティブに行動していきましょう!!

2023年の抱負

あけましておめでとうございます。

2023年という新しい年になりましたので今年やりたいことをまとめてみました。

 

自分仕事を増やしていく上で方向性を定める

自分仕事とは、ゆぴさんが仰っている言葉を借りたもので、私でいうと、今書いているブログやTwitter、Instagramのこと、最近始めたTealsのことです。

この「自分仕事」というのが何に当たるかというと、たとえば今書いているnoteや、自分の言葉で話す登壇イベントや、書籍の執筆などがそうです。

“自分仕事"をメインにしていく。2022年の振り返りと2023年の抱負|いしかわゆき(ゆぴ)📚 #ポンコツ本 発売中|note

これらのツールを用いて世の中にどんな貢献をしたいなのかはっきり決まっていないんです…

 

HSPというキーワードは定めております。ただ、HSPの人に向けてどんな配信をしていくのかが決まっていないんです。

 

なんとなく考えているのが、HSP気質の男性が少しでも生きやすくなるためのヒントやアドバイスを配信したいということです。

 

これをどうやって自分の収入に結びつけるのかが分からないんです。

 

ただ、ずっと考えていても答えなんて出て来ないと思いますのでいろいろと模索しながら取り組むしかないのかな…と思いました。

 

また、Tealsとは、TwitterでHSPのことについて配信しているアオさんが立ち上げた法人のことです。

corporate.teals-marketing.com

私はこの中にあるTealsホームというコミュニティに入っております。

 

Tealsで何がしたいのかというと、Tealsを通して仕事をして、本職以外で収入を得たいということです。

 

今の会社は契約社員から正社員になり、賞与も増え、年収も前の会社よりも遥かに高くなかったのですが、いつまた体調悪くして辞めてしまうのかも分からない不安があります。

また、基本給も年に数千円しか上がらないですからここから劇的に年収がUPすることがない見込みがないので収入を増やしたいと思いました。

 

さらに、上司や先輩の働いている姿を見ると、出世して自分もその仕事をしたいという気持ちが全然湧かない上、私が苦手な他人との交渉業務や打ち合わせなどばかりしているので近いうちに行き詰まってしまいそうに思いました。

 

なので2023年は自分仕事をどんどん増やして本職以外での収入を増やしていきたいです!目標は20万円/月!!

 

HSPの方々との出会いを増やしていく

上記のTealsホームのコミュニティに関わって一番感じたのはみんな性格が優しいことでした。HSPは他人の顔色を敏感に察知して気を使う性質があるため、話しやすく関わりやすかったです。

 

そんなことがあり、2023年は自分と同じHSPの方々と積極的に交流をしたいと思いました。

 

タイミングや場所が合えばリアルでお会いしていろいろ話したいですね!絶対盛り上がりそう!!

 

HSPは気質で病気ではないので直せないのですが、それを活かす方法はいくらでも見つかるはずですのでそうした生きやすくなるヒントをどんどん見つけていきたいです。

 

2023年もよろしくお願いしますー!!

HSP男性の特徴 生きづらさを和らげる方法

HSPは性別に関係があるのでしょうか?

 

私が調べた限りでは、HSPは性別に関係なく持っている気質のようです。しかし、男性でHSPの人は本当に生きづらいです。

 

それは、HSPは一般的な女性の性格に似た部分があるため、社会が求めている男らしさとのギャップが大きく、生きづらさを感じると考えます。

 

今回は、男性のHSPが感じる生きづらさの特徴とその生きづらさを和らげる方法について解説していきます。

 

HSP男性が感じる生きづらさの特徴

仕事で評価されにくい

働き方改革が進み、職場でも多様性が求められる時代になってきておりますが、今でも会社は積極性を求める傾向があります。経営者側からすれば積極性がない人よりある人を雇いたいと思うのは自然な流れです。

 

しかし、HSPはDOES(物事を深く考える、過剰な刺激を受けやすい、共感力が高い、些細なことに気づきやすい)の特性から、周りからは「積極性がない」などのネガティブな評価になりがちです。

例えば、仕事で

  • 分からないことがあったらすぐに人に聞く人
  • じっくり調べて聞かなくても自分で解決できてしまう人

どちらが積極性がある人だと思いますか?

私の考えになりますが、前者の方が積極性がある人に思われます。行動量からして前者の方が多く感じるからです。

 

自分で調べて解決させる能力は素晴らしいのですが、結果が外に出て来ないため、評価されにくいのではないかと考えます。

 

私も会社ではよく積極性を求められたことがあります。

でも、忙しそうにしている上司や先輩に聞くのは凄くしんどいですし、自分で調べる方がラクで頭に入るので自分で解決させてしまいがちです。

周りからすれば、聞いてこないけどやる気あるのかなと思われていたのかもしれません。

 

あと、HSPの気質の1つである共感性(感受性)は周囲に流されやすく、自分の意見を持てないということで消極的と判断されることあります。

 

内向的=暗いという印象が根強いため、思うように評価されないと考えます。

 

競争社会で疲れを感じやすい

日本は資本主義のため、嫌でも競争して生きなければなりません。争い事が苦手なHSPにとってどうしても辛くなります。

 

辛い環境から逃げようとしても

 

男は仕事できなきゃダメ」

「男だから正社員で働かなきゃ」

 

などの世間や周りからの声で今の環境から逃げられずに悩みながら過ごすことで疲れてしまいます。

 

男性は社会的に「強さ」を要求されるため、そのギャップで生きづらさを感じてしまいます。

 

「男らしさ」を求められる社会

SDGsの目標の1つに「ジェンダー平等を実現しよう」というのがあります。「男性だから…あるべき」、「女性だから…あるべき」という考え方はSDGsに反すると考えます。

 

しかし、あれだけSDGsが叫ばれているのに、未だに世間では男らしさというものを求められます。

 

「男なんだから四大を卒業すべき」

「長男なんだから家を継がなきゃ」

「あなたは女がやる仕事ばかり選ぶね」

「男なのに泣くな」

 

など言われたことはありませんか?

 

自分はやりたくないのに親や周囲の人の男らしさの考え方に押し付けられることで生きづらさを感じます。

 

昔から言われている「男は度胸、女は愛嬌」というのもそうですね。

 

あと、根強く残る長男指向も生きづらさを感じる原因になります。

 

○○すべきに捉われた日々

上記の男らしさを求める価値観に押し付けられてしまい、本当はやりたいことがあったのに諦めざるを得なくなります。自分の本当に望む人生を歩めなくなります。人生の選択が出来なくなります。

 

世間体を気にしてチャレンジしにくくなります。

 

そのことから今後の人生の生きやすさに大きな影響を受けることになります。

 

恋愛はハードモード

男性のHSPの人は恋愛はハードで厳しいと考えます。優しくて気遣いできるのに、彼女がいない…そんな感じの人いませんか?

 

原因として1つは恋愛に奥手だからと思います。相手を大切にしすぎるがゆえになかなか行動へ移せないです。

 

「嫌われたらどうしよう」

「LINEで返信来ないけど変なこと言ってしまったのかな」

「デートしてもあまり楽しそうに見えなくて嫌われたのかな」

 

なと気にしすぎてしまいます。それが、恋愛をする上で壁となってしまいます。

 

あとは、相手に合わせすぎるのも原因と考えます。女性は男性に頼りたい気持ちを持っている人が多く、相手に合わせすぎて自分の意見がないと悪い印象を与えてしまいます。

 

さらに落ち込みやすいのも原因と考えます。

共感力が高いが繊細な心をもっているため、些細なことでも落ち込んでしまいます。落ち込むことで自信をなくし、積極性にアプローチ出来なくなると恋愛は難しくなると考えます。

 

失敗することへの恐怖感

HSPは完璧主義者が多く、必要以上に失敗を恐れます。その理由の一つとして、他人の目が気になるからと考えます。

自分の考えよりも他人にどう思われているかが気になります。ある意味プライドが高いです。

あと、失敗すると激しく落ち込みます。必要以上の罪悪感と責任感で自分を責めてしまいます。物事を0か1で考えてしまう傾向があります。

 

優柔不断

HSPは、人よりも多くの情報を受け取り、無意識のうちに深く考えてしまうがゆえに決断に時間がかかってしまいます。いろんなことを検討してしまいます。

 

世間では、迷わず即決できることが男の美学と考えがちです。「男らしくズバッと決めて」と言われたことありませんか?慎重に考えることで答えが出せず優柔不断と思われてしまうことも生きづらさを感じる原因と考えます。

 

ルールやマナーに厳しい

HSPは、良心的でマナーを守る傾向が強いがゆえに、頑固でこだわりが強い傾向があります。融通がきかない、他人が気にしないような細かい部分でも気にしてしまうことで生きづらさを感じてしまいます。

 

対人関係に苦手意識を持つ

HSPは対人関係に苦手意識を持つ傾向があります。しかし、この世の中は、対人関係が人生に影響することが大きいです。人付き合いが上手くいかないとあらゆる場面で不利な状態になります。その対人関係が苦手であるHSPは生きづらさを感じてしまいます。

 

HSP男性の生きづらさを和らげる方法

前項ではHSP男性が生きづらさを感じる特徴について解説してきました。特徴がわかったところでその生きづらさを少しでも和らげるためにどうすれば良いかについて解説していきます。

 

他人の価値観を気にしない

他人は他人、自分は自分で物事を考え、他人の価値観を気にしないことが大切です。

 

他人の価値観で行動してしまうと、自分では納得がいかずモヤモヤが止まらなくなります。

 

人生で迷ったときにはまず自分は何をやりたいのかに焦点を置いて選択することで生きづらさを和らげることができます。

 

すぐに変えることは難しいため、最初は大きなことでなくてよいです。買い物のお菓子を選ぶ、ファミレスでメニューを選ぶなどちょっとした選択のところから自分をこれだと思うものを選択して下さい。他人のリアクションなんて考えなくて良いです。

 

私自身もよく、他人にどう思われているのか気になってしまいます。それで他人の反応を見て選択してしまうことがあります。でも、そこは意識して少しずつ変えていくしかないです。一緒に頑張りましょう!!

 

環境を変える

特に仕事で言えるのですが、自分と合っていない会社で生きづらさを感じる場合、環境を変えることで解決することがあります。

 

私が新卒で入社した会社は、某メーカーの基板設計・開発業務の仕事でした。

 

最初は本社で研修受けて、そこは良かったものの、正式に配属されて開発している部屋に入った瞬間、雰囲気が悪いのを察しました。その気持ちを押し殺しながら仕事をしていましたが、とにかく居心地が悪かったです。

 

しかし、新卒で入った会社なのですぐに辞めるわけにはいかず我慢して仕事したものの4年で限界でした…

 

今思うとHSPの気質が影響していたと考えます…

 

HSPの人は環境が非常に重要と考えます。いくら好きな仕事、得意な仕事でも職場の雰囲気が悪かったり、人間関係が上手くいかないと力を発揮することができません。

 

環境を変えることを逃げと考える人がいますが、私は全くそうとは思いません。むしろ、我慢して仕事をするのは無駄と考えます。

 

昔は我慢しても同じ会社にいれば年功序列で給料が上がり、報われる部分がありますが、今の時代は我慢しても損するだけです。

 

自分の環境に合った場所を見つけて、思い切って変えてみるのも手と考えます。

 

自分自身を認めてあげる

前項でも書いたように、HSP男性は仕事で評価がされにくく、頑張っているのに評価が上がらないことで自分はダメだと感じてしまうかもしれません。

 

私もそう思ったことありますので大丈夫!!

 

でも、HSPの気質があるからこそ、それが活かせることは絶対にあります。他の人にはない素晴らしい部分があります。

 

周りと合わずに自分を低く考えてしまいがちですが、自分自身をしっかりと認めて評価してあげることが大切です。

 

HSP男性の特徴 まとめ

今回は、HSP男性が生きづらさを感じてしまう特徴とその生きづらさを和らげる方法について解説していきました。

 

HSP男性が生きづらさを感じるのは社会が求める男性の理想の姿と今の自分とのギャップが大きいことが原因と考えます。

 

しかし、HSPは病気ではなく気質のため、治すことはできません。正直活かすしかないです。

 

HSPである自分を受け入れ、それを逆に強みにして行動することで生きづらさの解消に繋がります。必要があれば今の環境を思い切って変えることも重要です。

 

この記事をきっかけにHSP男性の生きづらさが少しでも解消されて生きやすくなれれば私は嬉しいです。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

HSPとエンパスの違いとは?特徴とラクに生きるための5ステップ

突然ですが、あなたはHSPとエンパスの違いがわかりますか?

 

HSPとエンパス、どちらも感受性が強く繊細という点では同じですが、厳密に言うと定義が異なります。

 

私自身、HSPとエンパスの違いについてネットで調べても納得する区別の仕方がないため、モヤモヤとしておりました。

 

そこで、今回はHSPとエンパスの違いについて解説していきます。また、HSP・エンパスと分かった後、何をどう改善していけばよいかを説明していきます。

 

HSPとエンパス

まず、HSPとは何か?エンパスとは何か?について説明していきます。

HSPとは?

HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略語です。臨床心理学者エレイン・アーロンが1996年に出版した本の中で初めて使用したとされております。


日本では、繊細さんとも呼ばれています。


テレビに書籍と出始めたことでここ数年でブームになっております。

 

私達がいる環境に対する影響の受けやすさ(感受性)は一人一人違います。この感受性の高さの違いを表す性格・気質的特性のことを心理学では「感覚処理感受性」または「環境感受性」と呼びます。


HSPとは、この感受性が特に高い人たちを表しています。

 

人並み以上に感受性が高く、他人なら平気な場所でも不快に感じてしまったり、他人の感情に敏感に反応してしまいます。


日本では、同調圧力が強いため、非HSPの大多数の人にHSPの少数派の人が合わせないといけない世の中のため、そのギャップで生きづらさを感じてしまいます。

エンパスとは?

一方エンパスとは、エンパシー(empathy)とも呼ばれ、直訳すると共感、感情移入という意味です。

 

その意味から、エンパスは共感力の高い人のことを指します。

 

エンパスの起源は、ローズ・ローズトゥリー氏が最初に提唱したという意見がありますが、エンパスは学術的に明確に定義されておりません。

 

そのため、様々なサイトが様々な意味で使われております。特にHSPと混同しているサイトが多いです。

 

HSPとエンパスの違い

前項で説明の通り、HSPとエンパスは、定義が異なります。特にエンパスは定義そのものが定まっておりません。

 

あえて分けるとすると、HSPは科学的な理論で説明が出来る特徴なのに対し、エンパスは科学的には説明できないスピリチュアル要素が高いことです。

 

周囲の環境や相手の感情に加えて、相手のオーラなどのスピリチュアルなエネルギーにも反応する力が強いことが特徴です。

HSP・エンパスの人の特徴

次にHSPとエンパスの人の特徴について解説していきます。

HSPの場合

基本的にこの4つの特徴があります。

  • 物事を深く考える(Depth of processing)
    外食でメニューを選ぶのに考え込んでしまう。
    調べ物をするといつの間にかのめり込んでしまう。
    1つの事を決断するのに様々なシチュエーションを考えてしまう。

 

  • 過剰な刺激を受けやすい(Overstimulation)
    人混みに入ると疲れてしまう。
    大きな音が苦手。小さな音でも一度気にしてしまうと気になって仕方がなくなる。
    他人の些細な言動に深く傷ついてしまう。
    驚いた時の反応が過剰で他人から大げさに見えてしまう。

 

  • 共感力が高い(Empathy and emotional responsiveness)
    他人が怒られるところを見ると自分も怒られているように感じて傷つく。
    悲しいニュースや映画などに登場する人物に感情移入し、悲しい気持ちになる。仕事で他人の機嫌を伺い過ぎて人に聞けず、自分の仕事が出来なくなる。
    相手の愚痴を聞くと自分まで暗い気持ちになってしまう。

 

  • 些細なことに気づきやすい(Sensitivity to subtleties)
    相手のちょっとした仕草や声で相手が怒っているのか、退屈なのかなどが分かる。
    他の人が気づかない細かいところに気がつく。
    パソコンのキーボード音、時計の音などの小さな音にも敏感に反応していまい、作業に集中できない


これら4つの英文の頭文字を取り、DOES(ダス)と呼びます。

 

エンパスの場合

エンパスの特徴の多くは非科学的に考えているものが多いです。人や動物、モノなどの科学的には説明できないようなエネルギーに反応してしまい、それが日常生活に支障を受けてしまうことを指します。空気を読むレベルが全く違います。

 

  • 土地や場所などの悪いエネルギーを受け取ってしまう
  • 心霊スポットなどの霊的なものに反応し、自分の感情に影響を受けてしまう
  • 人の話を聞いて、一度も行ったことないのにまるで行ったことのあるかのように感じてしまう。
  • ネガティブな投稿を見ると、自分も落ち込んでしまう。
  • 残酷なニュースを見ていられなくなる。
  • 猫や犬などのペットの気持ちが何となく分かる。
  • 人に相談を受けると自分もその悩みを抱えているかのように感じ、共感してしまう。

HSP・エンパスの人がラクに生きるための5ステップ

HSPとエンパスの特徴がわかり、自分はHSPやエンパスかも!と分かったのは良いですが、その後何をすればラクに生きることができるかで悩んでしまう人多いと思います。

 

この項ではHSPやエンパスの人がラクに生きる方法を5ステップで解説します。

 

改善したいテーマを決める

自分の今の生活の中の何で悩んでおり、改善したいのかテーマを決めましょう。まずは悩みを明確にすることが大切です。漠然と悩み続けるだけでは何も改善されないので紙に書くなどして悩みを整理してみましょう。そしてその悩みをリストアップして改善したいテーマを決めましょう

  • 他人の気分に左右されるのを何とかしたい
  • マルチタスクが苦手なのを何とかしたい
  • 音や光などに敏感に反応してしまうのを何とかしたい

現状把握と問題点抽出

上でテーマを決めたら、テーマに対して現状はどうなのかをまとめ、具体的な問題点をリストアップしてみましょう。

 

例:マルチタスクが苦手なのを何とかしたいというテーマの場合

  • 一度に複数の仕事を頼まれると処理できなくなる
  • 洗濯、料理、育児などやることが多すぎてイライラしてしまう

マルチタスクとは何のタスクで何で悩んでいるのかを明確にしていきます。

 

改善案

現状把握して問題点を抽出出来たら、それに対する改善案をリストアップしてみましょう。

 

例:マルチタスクが苦手なのを何とかしたいというテーマの場合

  • todoリストを作ってタスクを可視化させる
  • 1つずつ確実に処理をしていく
  • すぐに終わるものを後回しにしない

改善案の実現させるために目標を立てる

改善案が出たところで改善案に対しての目標を決めていきます。最初から高い目標にすると挫折してしまうため、1つずつ目標を決めましょう。

 

上のマルチタスクを例に挙げると、まずはTodoリストだけを作ってみることを目標にしましょう。その後、それを処理していくという流れで一度にやろうとせず1つずつ目標を立てて処理していきましょう。

目標を立てて進めていく

あとは決めた目標と改善案を用いて少しずつ自分のペースで進めていきます。

1つずつ確実に取り組めば大丈夫!

HSP・エンパスの違いについてのまとめ

今回は、HSPとエンパスの特徴、違いについてとラクに生きるための5ステップをご紹介しました。

 

まずは、HSPとエンパスの区別が理解出来たら嬉しいです。

 

あと、HSPやエンパスの気質をマイナスに捉えてしまいがちですが、他の人には持っていない貴重な気質とも言えます。他人には気づかないものに気づくことでそれが豊かな生活にさせてくれます。

 

この記事を参考に自分の特性を自信に変えて、生きづらさを解消していきましょう!!

 

Day23 仕事や勉強で1番大切だと思うこと

私が仕事で1番大切にしているのは、ワークライフバランスです。

 

仕事とプライベートを両立させることが大切と考えています。

 

仕事で体調崩して2回転職してしまった私から言わせると仕事優先は止めとけって思います。

 

たまに、仕事(バイト)○○連勤だとかTwitterで見るのですが、私は普通の人のように共感できないです。こんなツイートしてる暇あったら寝ろとか休めとか思いますね…なぜ自分の身体休めずにSNS優先するのかが謎です。(フォロワーさんに頑張ってとか言われたいのかわからないのですが…)

 

仕事もプライベートも充実した生活を送りたいです。

 

 

あと、勉強で1番大切にしていることは、切磋琢磨することです。

 

私は高校の頃、別クラスの人で自分と成績近くて同じ部活の友人がいました。

その人といつもテストの成績で競い合いながら切磋琢磨して勉強しました。

 

その結果、模試でD判定だった国立大学へ進学することが出来ました。

 

自分1人では勉強は挫折してしまうので、同じ道で頑張れる友人が1人でもいると違いますね!

今はオンラインでも気軽に友人が作れるのでそういった仲間を作って競い合いながら頑張れると成長ができると思います。

Day22 人付き合いで1番大切だと思うこと

私が人付き合いで1番大切にしているのは人付き合いで疲れないようにすることです。

 

他人優先で人付き合いを考えるのではなく、自分優先で考えることを大切にしたいと思います。

 

HSPの気質持っていると自分を犠牲にして相手に尽くす傾向があります。私もそうでした。

 

特に恋愛では彼女が私のこと嫌いにならないように彼女優先で付き合っていました。

 

それに依存し過ぎてちょっとすれ違いになると自分はダメなんだと悲観的になってしまって疲れてしまいました。

 

そこで彼女に依存せず、自分の好きな趣味をしつつ彼女と付き合うようにしてみました。彼女に執着しないで過ごした結果としてそれが上手く行って結婚することが出来ました。

 

一緒にいて疲れる人といても疲れるだけで長続きしないですし、どこかで我慢することになり、それがいつか爆発してしまいます。

 

疲れない人付き合いを心がけていきたいです!

 

Day21 これまでで1番のチャレンジ

一番のチャレンジは、結婚したことです。

 

実家暮らしからマンション暮らしになって、新生活が楽しみな反面、HSPの性格を持つ私が自分のことで精一杯なのに、相手のことまで見ていられるのか凄く不安でした。

 

結果的に今も仲良く過ごすことが出来て良かったです。

 

ただ、ここまでの過程にはいろいろありました。

 

結婚した後、仕事が激務になってしまって、結婚生活のストレスも重なって、体調崩して辞めてしまったり...

 

収入が少ないのに支出は増えてしまって、お金のコントロールが上手くできず、借金が膨大になってしまって個人再生をしてしまったり...

 

妻には迷惑かけてしまったのが本当に申し訳ないです...

 

今では仕事は安定して、体調も心療内科に通院はしているものの上手くコントロール出来るようになりました。

 

失敗してしまったことあるのですが、今の妻と結婚する選択をして良かったです。